以前はアルミの引き違い扉だった玄関は、片面をガラス窓にした造作のドアに。
外観の和な雰囲気を活かすために、格子戸のようなデザインにしています。
　

「外と内につながりを感じられるようにしたい」というご要望を受け、
こんな風に石材を室外へ飛び出させるような遊び心を。(後に全貌が明らかに！)
THEモダンな斬新さは私たちの家づくりの楽しみ方です。


玄関は元の空間を活かしながらも、和モダンな雰囲気に装いを変化させています。
　

照明を消したらこんな雰囲気に。


登場しました。先ほどの石材はベンチの脚だったのでした。
内から外へ連続させたようなデザインにすることで、空間の広がりも感じます。
　

実は照明も鏡もドアも階段も、全部既存を活かしています。
扉はグレーに塗装をし直して、木を感じる空間のアクセントに変身。
階段の竹の格子も素敵ですよね♪
　

玄関の先には廊下があります。
これは元々昔ながらの納戸のある廊下ですが、玄関からは丸見え。
生活感をなくすためにRを描く垂れ壁を新たに設けて、玄関からは廊下だけが見えるように変更しています。
　

さらに天井もRにして、間接照明を埋め込んだ雰囲気のある空間に。
まるで旅館のようなラグジュアリー感。
　

リビングは、絶好の眺めを活かして。
元々は掃き出し窓でしたが、景色をアートのように切り取る「ピクチャーウィンドウ」に。
　

ここは元々応接間。
昔は来客のある空間にこだわるという風習がありましたので、こちらも少し贅沢な造り。
天井は折り上げ天井になっていたため、そのまま活かしました。
床と同じ無垢材を張りなおして雰囲気を変えています。

元々あった坪庭が窓からは見えます。
　

システムキッチンを設置しています。
キッチン奥には生活感を隠すようにパントリーを。
　

既存の天井を抜いて、構造を表舞台に。
天井高のあるダイニングスペースになりました。
　

階段の手すりは既存のものを活かしています。
　

階段から降りてくる時に見える景色。