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テクシードRE:FACTORYのリノベーション施工事例です。
テクシードRE:FACTORYのリノベーション施工事例です。
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「縁側のある平屋が理想です。」とヒアリング時にお答えいただいたお施主さま。
しかし、広島で街暮らしを考える上では平屋よりもマンションが現実的です。今回のリノベーションでは長手がバルコニーに面したマンションを購入し、その形を活かした平屋を彷彿とさせる設計を手掛けました。お好きな雰囲気は「和の高級感と上質さ」。それと対照的なウィリアム・モリスのようなクラシカルな雰囲気も好き。居室は和をベースとし、プライベートスペースはシンプルとクラシカルを組み合わせた空間に仕上げました。
玄関ホール
既存の収納とドアをグレーに塗装してイメージを変更。
ちなみにマンションの玄関ドアは外側が共有部、内側が専有部にあたります。
専有部の内側のみ塗装が可能です。
廊下・入口
廊下とLDKの間には、造作の引戸を配置しました。
茶室前の小道をイメージしています。
LDK
今回のリノベーションは和モダンを演出するため、
左半分をオークの無垢床に。
右半分をタイル張りにしています。
庇とタイルで空間を切り替えれば
家も中に"内と外"があるように見立てることができます。
キッチン・ダイニング
キッチンとダイニングテーブルをつなげて、カウンター風に。
造作のキッチンにはオークの柾目板を面材として縦張りし、
ステンレス・クオーツ石のキッチン天板と白いタイルを合わせて上品かつ潔く。
この空間はまるで「小料理屋」です。
配膳も片付けも楽にできる点も嬉しいですね!
テーブルの天板
お施主さまたってのご希望で、テーブルの天板はクリ材の一枚板に!
材木屋さんに設計士(奥河内・川本)が選びにいきました。
自然な形は唯一無二。空間の特別感がより一層増した気がします。
天板を材木屋さんに見に行きました!
水平面を出すために何度も鉋がけしていただきました。
小上がりの畳室
ダイニングの隣には奥さまの夢であった、畳室を設けました。
ここで茶道をされるのだそう。
縦格子や天井を白木で揃えることで
和室感を強調させています。
ちなみにリビングの無垢床も表面をホワイトオイルで塗装して
色味を統一する工夫も。
畳室詳細
今回の工事は和の繊細さを表現できる大工さんにお願いしました。
天井はシナ合板を市松に斜め張りにして上品に遊び心を。
数寄屋づくりをマンションに取り入れています。
小上がりには御影石の敷石を設置して上りやすく。
まるで縁側を上がるよう!本物感がUPします。
イサム・ノグチのAKARI STANDも似合います。
リビングのサッシ
空間のイメージを壊さないように、
無垢材のサッシを造作して窓の内側に設置しました。
真鍮の取手も高級感を与えてくれます。
洗面室・浴室まわり
水まわりは元々マンションの通路側にありましたが、
光がさす、窓際に変更しました。
ランドリールームも兼ねているので、広い空間を確保。
洗濯物を干して、廊下を挟んだウォークインクローゼットへ収納。
家事動線を考えた間取りになっています。
洗面台
曲線が美しい洗面ボウルはイタリアのhatria社のもの。
デザイン性の高さと使い心地の良さを兼ね備えています。
将来を考えると、きっと朝は混雑することでしょう!
洗面ボウルを2つ設置しました。
さらに来客時にも使っていただけるよう、
造作の洗面台に加えて、すっきりと見える壁付の水洗・壁排水にこだわりました。
主寝室
部屋のつくりはそのまま。
ウィリアム・モリスの壁紙を一部壁面にはってアクセントに。
子ども室
広い空間は3人のお子さんの寝室に。
幼いうちはみんなで仲良くのびのびと過ごします。
将来はカーテンなど間仕切りをつけて分ける予定です。
バレエの練習に使えるように、大きなミラーも設置しました。