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RE:FACTORYスタッフの日常。
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コラム
2023年2月10日
こんにちは、REデザイナーです。
最近はもっぱら「体づくり」にハマっていまして、
といっても健康的な食事をとる、とか早寝早起きを習慣づける、
とかではなく、筋トレ＆ストレッチです。
毎日の日課にするべく、日々励んでおります...
さて今日は過去事例の小噺をご紹介したいと思います。
家づくりって、私たちが勝手にプロの目線から「こうしよう」
で進めていくものではなく、そこに住むお客様にも
いろいろと悩んで頂いて進めていきます！
ですので、最初は考えてもいなかったことが
設計に組み込まれていたり、
設計中の打合せの中で決まることの方が多いのです。
今回は「S邸 -小さく、広く暮らす家- 」
>> WORKSページはコチラ <<
「ご主人のご実家マンションをリノベーションされたＳ様。
物件の大きさは約60㎡と小さめ、その分素材と工夫を
散りばめた唯一無二のリノベ空間になりました。」
□フリーリングの貼り方
既存の間取りを変更は最小限に、素材にこだわり、魅せ方を工夫するという
設計プランで進んでいったお打ち合わせの際に、Ｓ様より、
「フローリングの貼り方を変えてみるのは？」というご提案が。
実際ＬＤＫを考えるとき、ただ空間が続いているのではなく、
変化のあるスペースにすることで、飽きの来ないお家になるのではないか...
ととても勉強になりました。
ということで、ヘリンボーン貼りのスペースと
ストレートに貼ったスペースの2つの共存させてＬＤＫが出来ました。
また、床材を切り替える境目には通常見切り材などを入れるのですが、
今回はあえて段差を作り、ゆるやかにゾーニングしています。
こんな風に私たちだけではなく、お客様にも考えていただくことで
より満足にいく家づくりができます！
「家のことはわからないし...」「素人だから...」と遠慮せずに、
疑問に思ったことや、意見はどんどんお教えください！
□玄関土間
こちらの玄関土間は、玄関を広く明るくしたいというご要望から生まれました。
テニスがご趣味でできれば玄関付近に置けるといいなという、
実際に深くまでお話を聞かないと分からなかった希望も含まれています。
全体的なトーンを抑えた提案は、お施主様も賛同してくださり実現しました！
これも、元洋室の窓だったのを玄関土間に取り込んだことでトーンを下げても、
暗く感じない工夫の一つです。
元洋室を一部玄関スペースに。
ただし、洋室にも光が届くよう室内窓を設けています。
□壁にフロアタイルを
壁かけＴＶを飾る壁一面には通常床に使う、フロアタイルと呼ばれる、
樹脂製の材料を採用。
この部分も、「ＴＶを壁かけにしてもＴＶデッキを置くことで結局配線などが見えてしまう」
というお施主様のお言葉から着想を得て、配線を隠せるように45cmの高さで
カウンターのような通り道を施工。
奥のクローゼットにデッキを置くことで、
ＴＶ周りをスッキリとさせています。
ＴＶボードを置いて...ということももちろんありますが、
限られた面積の中で、どう快適に過ごせるようにするか...
お施主様のご意見にたくさんヒントをいただきました。
パッと思いついたことでも共有していただけると、
私たちもより実りのある設計にしていくことができます。
ぜひ一緒に満足いくリノベを！
