RE:FACTORYのお客様でデザイン事務所を営む大井さんが、
弊社建築士 奥河内の家づくりをレポートするスペシャルコンテンツ!

RE:FACTORYの設計を手掛ける建築士 奥河内さんが
家族のために手掛ける家づくり。
物件探しからインテリアのことまで、
そこには建築のプロならではの参考にしたいヒントがたくさんありました。

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ライフステージに合わせた
新たな家づくり。
その背景は?

2021.07.09

夫婦二人の都会派マンションライフ

2020年10月21日、奥河内さんの自邸リノベプロジェクトが始まりました。日頃から建築のプロとしてお施主さんに寄り添い、理想の家づくりを模索している奥河内さん。住まいや暮らしのことには並々ならぬこだわりがありそうです。実は自身の家を手掛けるのは今回で二度目。一度目は結婚を機に当時築40年ほどのヴィンテージマンションをリノベーションし、奥さんとの新婚生活が始まったのでした。 都市型生活に馴染む74㎡ 1LDKの間取りは、広々としたリビング&キッチンに機能的で必要最低限のクローゼット&ベッドルーム。洗練された家具や観葉植物がセンス良く置かれた空間。共働きの大人だけの生活は、休日には手の込んだ料理とともに会話やお酒をたしなんだり、ゆったりとくつろげるソファにごろりと寝転んで読書をしたりと悠々自適そのものを叶える場所でした。

  • 築40年のマンションをリノベーションした現在の住まい。モルタルの土間を玄関からリビングまで延長し、あえて「区切らない」ことをコンセプトにした開放的な空間づくり。

  • リビングをより洗練された印象に引き上げるセルジュ・ムーユの美しい照明。ガレージも兼ねた玄関にはプロダクトデザイナー、エンツォ・マーリのポスターをアクセントに。

  • ハンギングチェアに揺られながら、街の夕暮れとともにゆっくりと読書を楽しむ豊かなひととき。

  • 夫婦で過ごす、大人の食時間。キッチンと隣接した機能的なダイニングスペース。

  • ウォークインクローゼットと書斎付きの寝室。解放感を重視したリビングとは対照的に、おこもり感のある落ち着いた空間。

  • モルタルのクールな壁面に観葉植物の有機的なフォルムが映える。

ライフステージの変化

ここで奥河内家に大きな変化が訪れます。3年前に息子さんが生まれてからはそのライフスタイルもガラリと様変わり。家での過ごし方ももっぱら子ども中心で考えるようになりました。1 歳を過ぎた頃には保育園にも通うようになり、元気いっぱいにすくすくと成長していく息子さん。ほんの少し前までよちよち歩きだった気がするのに、今ではしっかりとした足取りでおしゃべりもいっちょ前になってきたようです。子供が育つのはあっという間というけれど、こんなに早いなんて! これからの成長を考えると今の住まいは少々手狭になってきたし、息子さんのためにも落ち着いた環境でもっと伸び伸びと家族団欒を楽しみたい、ということで小学校に上がる前に新しい暮らしのスタイルに移行したいと考えたのでした。

  • 都市部でのマンション生活は、夫婦二人にとって通勤や買い物にとても便利。飲食店をはじめ様々なショップが立ち並ぶエリアでの快適ライフを満喫していました。

  • かわいい赤ちゃんが誕生! ライフステージが大きく変わりました。

  • 子供が生まれた時のために室内空間は間仕切りを増やして子供部屋を作れるように設計していましたが、地域の子育て環境についても大切に考えるように。

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